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2013年2月4日月曜日

Virtual Box での、ディスクサイズ変更について

仮想環境 Oracle Virtual Box は、Windows 上に、Linux 環境を構築出来るので大変重宝するのですが、作成した仮想環境のハードディスク容量を増やす作業で躓いた部分について記載したいと思
います。

仮想ハードディスク容量を増やす手順は、大きく分けて下記の3つの手順があります。
  1. 仮想ディスクファイルを、コマンドラインツール VBoxManeger により仮想ディスクサイズ変更。
  2. Gparted パテーション管理ツールを、LiveCD/DVD より起動しパテーションサイズの変更。
  3. fstab のSwap エリア情報の書き換え。

 今回作業を行ったソフトウェア構成は、VirtualBox 4.2.6 で、Host OS Windows7, Guest OS Ubuntu 11.10 です。

1.仮想ディスクサイズの変更

 Virtual Box の仮想ディスクファイルは、通常下記パスにあります。

  C:\Users\ [ユーザー名] \VirtualBox VMs\ [プロファイル名] \[プロファイル名].vdi

  ※[ユーザー名]、[プロファイル名]は、環境により異なります。

  
  仮想ディスクファイルが存在するディレクトリに移動して、コマンドプロンプトより   
  BoxManager.exe コマンドを実行する。

  C:\Program Files\Oracle\VirtualBox\VBoxManage.exe modifyhd [仮想ディスクファイル名] --resize [増加サイズ]

   ※仮想ディスクファイル名には、vdi ファイルを指定する。
  ※増加サイズは、MB 単位で指定する。 (1GB なら、1024)

注意ポイント

  • ディスク容量は、増加のみで縮小は出来ないのでサイズの指定に気をつける。
  • 固定サイズのディスクの場合、可変サイズディスクに変更が必要。
  • スナップショット機能を使用していると2のパテーションを変更する時に拡張したディスク容量が表示されず元のディスク容量しか表示されない。

スナップショット機能を利用している場合の対処方法

Virtual Box のスナップショット機能を利用していると、拡張したディスクサイズが正しく認識されない問題がありました。
対処方法として、仮想環境のクローンを作成する事で解決出来ました。
※スナップショット機能を使用している場合、仮想ディスクファイルが存在するフォルダに、snapshots フォルダが存在します。

クローンの作成は、下記の通り。

VirtualBox マネージャー画面のプロファイル上で、右クリック。



クローン後の新しいマシン名を指定



クローンのタイプ指定


  
スナップショットの指定




[クローン] ボタンで、仮想マシンのクローンが作成されます。



2. パテーションの変更

  参考 URL を参照してください。

  注意ポイント    

  • Gparted iso ファイルを、CD/DVD ドライブの仮想ディスクに設定する。
  • Live CD/DVD をチェックする。
  • 仮想環境の起動順で、CD/DVD を最上位にする。
  • パテーション変更後は、Apply で変更を反映させる。


3. fstab の設定

   参考 URL を参照してください。


  注意ポイント

  • viの操作が分かれば特になし


参考: URL


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